犬と車で旅行やお出かけする際に、キャリーケースを使用している方が多いと思いますが、今回はドライブボックスについてレビューしていきます。
- ドライブボックスを買う利点は?
- 実際に使ってみてどうなのか
ドライブボックスはキャリーケースとは違い、座席に合わせた設計で作られているのが特徴です。
なので女性の方でも簡単に設置できます。

キャリーケースを積むよりも楽そうだね

ワンちゃんの様子も見れるからいいね
私がキャリーケースではなくドライブボックスした理由なども紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
こんな方におすすめ
- ドライブボックスを検討している方
- 実際に使用した感想を知りたい方
では早速いってみましょう。
ドライブボックスを購入したきっかけ
私がクルミ(犬)を連れて出かける際に以下のような悩みを持っていました。
- キャリーケースに入れるとヒステリックに鳴き続ける
- 膝の上にいると大人しくなるものの危険
実際に膝の上に乗せて逮捕されたという記事もあるため、膝の上では自分も犬も危険です。
だからといって、キャリーケースに入れてもずっと鳴かれてしまうので、私も運転に集中できません。

なんかいい方法はないかな・・・
そこで見つけたのが、ドライブボックスでした。
これならクルミから私の様子も見れるし、助手席に設置すれば近くに入れるから安心してくれると思い、試してみることにしました。
実際に使用して犬の様子は?
※写真ではクルミが暴れて紐に引っかかってしまう恐れがあったため、一部の固定紐は付けていません
最初は見慣れないものであったため少し恐怖心があったようですが、しばらくすると落ち着いて眠そうな顔をしていました。
途中、ボックス内で横になろうとする様子も見られたため、慣れて安心したと感じました。

その姿を撮ろうと停車したら起きました

ママ降りるのかと思って起きたワン
今までキャリーケースでは鳴き続けていたクルミも、ドライブボックスでは鳴く頻度も少なくなったので効果はありそうです。
- 助手席に設置したことで、飼い主(私)の様子が見える
- 囲われたケース内ではなく、オープンな環境
寂しがり屋のクルミにとって、障害物なく私の様子が見えるというのは安心できる最大の要因と思います。
また停車したときにすぐ撫でてあげることもできるのも、ドライブボックスの良さです。
実際に使って良かった3つの利点
では、上記で紹介した点も含めて、実際にドライブボックスを使用して良かった点をまとめてみます。
- お互いの様子が見える環境
- 設置しっぱなしでも邪魔にならない
- 折り畳んで収納することができる
これらはほとんどがキャリーケースではできないまたは難しい部分なので、ドライブボックスならではの特徴と言えます。
お互いの様子が見える環境
基本的にドライブボックスは、ケースのように全面囲われているものではないので、お互いの様子が見やすいのが特徴です。
犬にとっては大好きな飼い主の様子が見えて、飼い主もまた犬の様子がすぐに見れます。

双方にメリットがあるいいグッズだね
どうしてもお互いの様子が見えにくいため、犬にとっては不安になったり、飼い主である私たちもちょっとした変化にも気が付きにくなります。

寝ていると思っても実は具合悪かったりなんてことも
そういった意味では、お互いの様子が見やすいのは大きなメリットと言えます。
飼っている犬の特徴が以下に当てはまる場合は、ドライブボックスを検討してみるのも良いかもしれませんね。
- 甘えん坊や寂しがり屋の性格の子
- 普段から外の様子を見ることが好きな子
特にクルミのようにキャリーケースでは鳴き続けてしまう子には、試してみる価値ありです。
設置しっぱなしでも邪魔にならない
キャリーケースの場合は置いてしまうと他のものを置くことができなくなります。
そのためトランクや後部座席などに置く方が多いと思いますが、それでもスペースをとってしまうのが現状ですよね。

小さな車の場合は特にそうかも
ですが、ドライブボックスは同乗者がいない場合はずっと設置していても邪魔になりません。
こんな使い方もできるよ
ドライブボックスそのものが座席の大きさに合わせて作られているため、自分の荷物を置くこともできちゃいます。

助手席に置いた荷物が落ちないのも便利
犬を乗せるためだけではなく、他の用途にも代用できるのがドライブボックスの利点です。
折り畳んで収納することができる
折り畳んで収納できるのもドライブボックスにしかできない良い点です。
他の方が同乗する場合は、設置している場所を移動するまたは折り畳んで収納すればすぐに対応できます。

折り畳んだらコンパクトになるから収納場所にも困らないね
このように座席の後ろにあるポケットに収納することもできるので、わざわざ自宅に保管する必要もありません。
ドライブボックスを使用する注意点
ここまで良い点について見てきましたが、どんなものでも必ずしも注意しなければならない点があります。
どんな子には注意したほうが良いのか、また使用上の注意について解説していきます。
使用する上で注意したい犬の特徴
先程、良い点としてお互いの様子が見えるということを挙げましたが、逆にデメリットに感じてしまう子もいます。
それは知らない場所や人を怖がったりする、臆病の子です。

どうしても周りが見えちゃうからね
普段から知らない環境に慣れていない子やまだ車内に慣れていない子犬の場合は、キャリーケースなどの隠れる場所のある方が良いかもしれません。
安全面に関する注意点
ドライブボックスは折り畳んで収納できる良さはあるものの、その分耐久性はキャリケースよりも劣ってしまいます。
しっかり固定していても外れてしまったり、破けてしまうこともあるので注意が必要です。

使う前にはちゃんと確認しないとだね
では最後に、どんな構造なのか知ることでより安全性についても理解できると思いますので、ドライブボックスの簡単な構造を見ていきましょう。
購入したドライブボックスの構造
ドライブボックスの中でも多少の構造の違いはあるかもしれませんが、私が購入したドライブボックスは以下のような構造です。
ドライブボックスの内容品と組立て方
本体と棒が2本だけというなんともシンプルな内容品だけでした。

シンプル・・・!
でもこの棒は何に使うの?

これは型崩れ防止するために使うんだよ
本体を広げたら横部分に棒を差し込む部分が両サイドにあるので、ここに差し込みます。
ドライブボックスの組み立てはたったこれだけです。

びっくりするほど簡単・・・
本体に備えられている紐は4種類
ヘッドレストに固定する紐が2種類、背もたれ部分に固定する紐が1種類、犬のリード紐になる部分の4種類です。
それぞれ長さも調整でき、リード紐以外はバックルが付属しています。

座席に設置するのは本当に楽だよ
実際にドライブボックスを設置
それぞれの紐を座席に固定するだけですので、女性の方でも簡単に設置することができます。
あとはボックス本体が衝撃などでズレたりしないように、座席に合わせて紐の長さを調整してくださいね。

取り付けがラクなのは助かるね
またこのドライブボックスは5kgほどのクルミでも横になることができるので、小型犬には十分のスペースが確保されています。
(縦)30cm×(横)40cm×(高さ)25cm
もちろんいろんなサイズやデザインのドライブボックスもありますので、ぜひ探してみてください。
まとめ
ドライブボックスの利点と注意点ついてまとめてみました。
どうしてもキャリーケースに入りたがらない、または鳴き続けてしまうなどの悩みがあれば、ドライブボックスを試してみるのも良いかもしれません。

価格もお手頃だから試しやすいかも

私も物は試しで買ったからね
周りの景色が見えるのがキャリーケースとの大きな違いなので、外を見るのが好きな子にはおすすめのグッズです。
犬も一緒にドライブを楽しめるグッズのヒントにしてみてください。