犬の避妊手術|メリットやデメリットは?私が手術しなかった理由も含めて解説

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メス犬を家族に迎え入れた際に考えることとして、避妊するかどうか悩む飼い主もいるのではないでしょうか。

  1. 避妊するとどんなメリットがあるのか
  2. 避妊しないとどんな危険性があるのか

こんな悩みを持つ飼い主さんに向けて、避妊することでのメリットやデメリットを解説していきます。

クマさん
クマさん

ワンちゃんの将来性を考えると難しい選択だよね

キラ
キラ

私もたくさん悩んだからね

結局クルミのこと考えてしなかったんだけど

私が避妊をしなかった理由も含めて、避妊することでの愛犬の負担も考えていきます。

こんな方におすすめ

  1. 避妊手術を受けるか悩んでいる飼い主
  2. どんなメリットやデメリットがあるか知りたい

では早速いってみましょう。

 

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犬の避妊手術とはどんなもの?

望まない妊娠を防ぐためや愛犬が病気に罹患しないために行うことを避妊と言います。

その方法として、卵巣と子宮を摘出する「卵巣子宮摘出術」と卵巣のみ摘出する「卵巣摘出手術」の2つです。

メス犬の場合の手術
  1. 2〜3日の入院期間がある
  2. 全身麻酔で施行される

愛犬にとっても負担のある手術になるため、大きな選択をすることになります。

また、避妊手術をすることで妊娠・出産できなくなるので、しっかりと理解した上で決意する必要があります。

 

避妊することでのメリット

避妊するとどんなメリットがあるのか、ここでは3つ紹介していきます。

  1. 子宮や卵巣の病気を防げる
  2. 生理に関するトラブルがなくなる
  3. 愛犬のストレスが軽減する

では1つずつ詳しく見ていきましょう。

子宮や卵巣の病気を防げる

子宮や卵巣を摘出することで、これらの臓器に関連した病気を防ぐことができます。

代表的なものとして「子宮蓄膿症(ちくのうしょう)」「卵巣嚢腫(のうしゅ)」などの病気があげられます。

子宮蓄膿症とは

子宮の内部に脳が溜まること

卵巣脳腫とは

卵巣にできる袋状の腫瘍のこと

病気の予防でも避妊手術の適応となるので、将来性を考えて決意するのも1つです。

生理に関するトラブルがなくなる

犬の場合は半年に1度のペースで生理が来ますが、避妊手術することで生理も止まります。

そのため出血することがないので、マナーパンツなどの着用する必要もなくなります。

クマさん
クマさん

一時的でもパンツ履かなくていいのはワンちゃんにとって楽だね

また生理が起こるというのは発情期を表すため、オス犬との接触を気をつけなければなりません。

その点、避妊することで発情期がなくなるので、接触の危険性がなくなります。

愛犬のストレスが軽減する

生理中は食欲が落ちたり、落ち着きがなくなったりする症状がよく見られます。

その他にも偽妊娠(妊娠してなくても妊娠したときの症状が出ること)状態になることもあるとされています。

偽妊娠の症状
  1. 母乳が出たりすることもある
  2. ぬいぐるみを子どもと思って子育てする

生理(発情期)をなくすことで生理中の症状がなくなるので、ストレスが軽減すると言われています。

 

避妊することでのデメリット

避妊するとどんなデメリットがあるのか、ここでは3つ紹介していきます。

  1. 手術という大きなリスクがある
  2. 肥満になる傾向にある
  3. 妊娠できなくなってしまう

では1つずつ詳しく見ていきましょう。

手術という大きなリスクがある

避妊手術は全身麻酔で行われるため、ある程度のリスクはあります。

また手術そのものも絶対に安全とは言えないため、稀に後遺症が残ることもあるとされています。

クマさん
クマさん

そういう危険性もあるから手術には同意書があるんだよね

術後に体調崩してしまったり、術部が感染してしまうこともあるため、いつも以上に観察することが必要です。

肥満になる傾向にある

手術後はホルモンの影響で、食欲増進や代謝の減少で体重が増加する傾向があります。

体重増加が見られる場合には、ダイエットフードに変更したり食事量を減らすなどの対応が必要です。

キラ
キラ

肥満は体に悪影響を及ぼすので注意してね

妊娠できなくなってしまう

子宮や卵巣を摘出してしまうため、生涯メス犬は妊娠・出産することができなくなります。

繁殖希望が少しでもある場合は、避妊手術をしない選択をとることも必要です。

 

私が避妊手術をしなかった理由

私が手術を決意できなかったのには2つの理由があります。

  1. 将来的に繁殖希望があった
  2. 愛犬の性格を考慮したため

では1つずつ簡単に説明していきます。

将来的に繁殖希望があった

多頭飼育は大変ではありますが、縁があってクルミ(メス犬)を迎え入れたため、繁殖したいと思ってました。

しかし、相性の合うオス犬に出会う機会がなかったので、繁殖せず現在に至ります。

クマさん
クマさん

少しでも繁殖希望あるなら避妊するという選択はないよね

キラ
キラ

やはり気持ちに迷いあるときは、手術できないね

はっきりと繁殖を希望しないと決めていたら、また違ったかもしれません。

愛犬の性格を考慮した

繁殖希望よりもこちらの理由の方が強いですが、どうしてもクルミの性格から一時的とは言え、離れるという選択ができなかったです。

クルミの性格

寂しがり屋で甘えん坊

お留守番が多い環境なのに、知らない場所で2〜3日預けられるのはストレスに感じると考えていました。

病気のリスクよりも、少しでも一緒にいれる時間を大切にしたいと思ったことが一番です。

クルミ
クルミ

同じこと思ってくれて嬉しいワン

キラ
キラ

玄関で出迎えてくれるクゥを見てたらわかるよ

同じ日はもう二度と訪れないので、1日1日愛犬との時間を大切にすることはこれに限らず大切なことだと思います。

 

まとめ

避妊手術には子宮や卵巣などの病気に罹患する確率を下げる、望まない妊娠を防げるなどのメリットはあります。

しかし手術という大きなリスクやその後の生活状況はかなり変わります。

クマさん
クマさん

当然、良いことだけではないね

手術は愛犬にとっても大きな負担になるだろうし

キラ
キラ

そうだね

愛犬とどんな将来を過ごしたいかで変わってくるね

本当に繁殖予定がなく、病気の罹患を防ぎたいということであれば避妊をすることが良いと思います。

ただ愛犬も同じたった1つの命なので、後悔のないよう選択してほしいです。

上記の記事では猫の去勢手術についても解説しておりますので、良ければ参考にしてみてください。

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