初めて愛犬を飼う方で一番悩む問題がトイレトレーニングではないでしょうか。
- 愛犬がなかなかトイレを覚えない
- 意図した場所以外でトイレしてしまう
- うまくいかずにイライラしてしまう
こんなお悩みの方に、1年間とトイレトレーニングで苦労した私の体験談をもとに成功法をご紹介していきます。

愛犬のトイレトレーニングはやっぱり大変なんだね

愛犬の性格や生活環境によって変わってくるからね
私が失敗してしまったやり方なども紹介して、何がダメだったのか振り返りながら考察していきます。
こんな方におすすめ
- 愛犬にトイレを覚えてもらいたい
- 覚えない原因は何か知りたい
では早速いってみましょう。
しつけする前にすべきこと
まずしつけをする準備段階としてやってほしいことは、愛犬との信頼関係を築くことと環境整備です。
愛犬と信頼関係を築く
愛犬にしつけするにあたって重要なのが、飼い主と愛犬の信頼関係です。
人間同士においても全く知らない人からいきなり「〇〇して」と命令されても「えっ?誰?」ってなりますよね。

確かに知らない人に言われるとそうなるね

でも知らない人と関わっていくことで、相手のことってわかってくるよね
愛犬と飼い主という関係も同じで、普段からコミュニケーションを取って信頼関係が築いていきます。
- 名前を呼んで声をかける
- 散歩などして一緒の時間を過ごす
- 撫でたり抱っこしたりして触れ合いも設ける
性格にとっては時間かかるかもしれませんが、少しずつでも信頼関係を築くためにコミュニケーションをとっていきましょう。
過ごしやすい環境を作る
愛犬にとってトイレしやすい環境であるかどうかも重要になってきます。
私たちも入ったトイレが汚れていたら、嫌な気分になったり別な場所に移動すると思います。

えっ・・てなって別な場所に移るね

犬も同じでトイレはキレイな状態にしてあげなきゃね
トイレだけキレイにしていても、歩くスペースに物が散乱しているなど部屋が散らかっているのも良くありません。
愛犬が過ごす部屋やケージ(サークル)もキレイな状態を保つように環境を整備しましょう。
トイレのしつけをする際の注意点
最初は根気よく覚えさせようとしますが、なかなか覚えないことにイライラすることもあるでしょう。
覚えないことにイライラすることは絶対にダメ!!
怒ってしまうと愛犬はトイレすることがダメと認識してしまい、トイレを我慢して病気を引き起こす可能性があります。
その他にも食糞症(しょくふんしょう)という行動をしてしまう子もいます。
自分で排泄したものを食べて隠す行動
このような病気や行動を起こさせないためにも、トイレのしつけ中は怒ることは絶対にしないようにしましょう。
実体験に基づくトイレのしつけ方法
では、私が実際に行ったトイレのしつけの方法を3つ紹介します。
飼い主がトイレの場所を決める
ほとんどの方がこの方法でトイレのしつけを行っていると思います。
- 飼い主がトイレしてもらいたい場所を決める
- 床の匂いを嗅ぎ始めるなどの仕草していたら、トイレの場所へ連れていく
- トイレできたら褒めておやつを与える
私の場合はケージ内にトイレを設置しましたが、残念ながら失敗に終わってしまいました。
失敗した原因と考察
失敗してしまった原因として、クルミ(愛犬)の性格と生活環境が原因と考えられます。
寂しがり屋で甘えん坊
お出かけするときは常に寂しそうにしており、帰ってきたら「構って」と大喜びする子です。
しかし生活環境は、そんなクルミの性格にはなかなか合わないものでした。
留守番が多く、飼い主がいないときはケージ内で過ごす
クルミにとってケージ内は自分のスペースというよりも、寂しい思いをする場所という認識が強いと言えます。
そのため、トイレでもケージ内へ連れていくということは、留守番させられると思ってしまったようです。

ずっとケージ内で鳴いてたもんね

また留守番かと思ってね・・・
ですので、ケージ内でほとんどすることはなかったです。
何度か成功しておやつを与えて褒め続けましたが、「構ってもらえた」という喜びと捉えていたと感じます。
失敗してもトイレへ誘導する
こちらの方法もよく行われている方法で、皆さんも実践したことあると思います。
- 決めたトイレの位置はそのままにしておく
- 別な場所でしてしまっても怒らずに、淡々とオシッコをシートに吸わせて処理する
- そのシートをトイレの位置に持っていき、愛犬に嗅がせながら「これにするんだよ」と話しかけながら教える
- トイレできたら褒めておやつを与える
この方法を試したところ、ケージ手前ですることはありましたが、最初に紹介した方法より成功することが増えました。
失敗してしまう原因と考察
シートでオシッコをするということは覚えてきたものの、間に合わないまたはケージへの恐怖心があると考えられます。
使っているケージのイメージがクルミにとって恐怖なのかと考え、こちらのシステムサークルを用意しました。
囲われた場所は愛犬にとって安心するので、トイレのしつけには良い商品です。
しかし、クルミの場合は失敗に終わってしまいました。

囲われているのが恐怖なのかな?

なんとなく落ち着かない・・かな
このように考え、ケージを含む囲いのあるものでのトイレは諦めることにしました。
愛犬がする位置もトイレに追加する
間に合わないやどうしてしまう位置にもトイレを追加してあげる方法になります。
- もとのトイレの位置はそのままに、枠を撤去してシートを満遍なく敷く
- どうしてもしてしまう位置にもシートを敷き、そこもトイレに追加する
- どちらのトイレでもできたら褒めておやつを与える
ほとんど自分(クルミ)のしやすい方ですることが多いですが、シートの上でトイレすることが多くなりました。
成功した理由と考察
クルミの場合、普段の生活環境から囲われているものに恐怖があり、落ち着かないということがわかりました。
「囲われているもの=留守番」という認識が強いため、入ることを拒んでいると考えられます。
愛犬にとって恐怖のあるものは排除する
愛犬の性格や生活環境を考慮して、無理にトイレの位置に拘らないことも必要と感じました。
まとめ
愛犬のトイレにしつけはとても大変なものであるため、悩んだりすることあると思います。
トイレのしつけの仕方はたくさんありますが、大事なことは愛犬の性格や生活環境を考慮するということです。

みんなが同じ性格、環境ではないからね

そういうこと
いろいろ試して自分なりの成功法を見つけるのがポイント
もちろん覚えさせるという根気は必要ですが、無理にさせようとするとお互いにストレスとなってしまいます。
自身の環境にあった方法を見つけて、時間かけてでも覚えてもらうように継続していきましょう。
- 失敗してもイライラしない
- 根気強く覚えさせる努力をする
- 成功したらいつも以上に褒める
失敗しても絶対に怒ることだけはしないでくださいね。