愛犬を飼っていて悩む1つとして、いろんな場面で吠えてしまうことではないでしょうか。
- インターフォンや外の音で吠えてしまう
- 飼い主が食事中に吠えてしまう
- 散歩中や他の人に遭遇して吠えてしまう
もちろん他にも吠えてしまう場面はありますが、愛犬にとって吠えてしまうのには1つ1つに意味があります。

吠えることに意味がある?

ワンちゃんにとっては意味あって吠えているの
まず愛犬がどんな理由で吠えて知って、正しい対処法を身につけていきましょう。
ここでは場面ごとに吠えてしまう理由や対処法について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
こんな方におすすめ
- 愛犬の吠える行動に悩んでいる方
- 吠えに対する対処法を知りたい方
では早速いってみましょう。
愛犬が吠えてしまう主な理由
愛犬が吠える意図として、主に恐怖や不安による警戒の吠えと「何かして欲しい」という要求の吠えの2つがあります。
もちろん他にも吠えてしまう理由はありますが、この記事ではこの2つの吠えについて解説します。
恐怖や不安による警戒の吠え
番犬気質な性格や警戒心が強い愛犬に多いですが、インターフォンや来客で吠える、外の音に反応して吠えることがあります。
まずこれらの行動に吠えてしまうのは、愛犬にとって恐怖であるという認識です。
インターフォンや来客で吠える
頼んでいた荷物以外でインターフォンが鳴ったとき、「えっ誰来たんだろう」と思うことはありますよね。

確かに誰?と思うことはあるね
これは愛犬にとっても同じで、インターフォンが鳴るということは誰かが来たという認識のため、警戒して吠えていることが多いです。
愛犬にとって自宅は安心できる場所なので、インターフォンによる来客は恐怖になっていると考えられます。
外を通る人の声や車の音で吠える
愛犬にとって外を見ることは気晴らしになるので、外から知らない音や声がすると警戒して吠えることがあります。

ワタシは外から声すると吠えるワン
これは外を気にして番犬化して吠えていると考えられます。
何かして欲しいという要求の吠え
飼い主に何かして欲しいという欲求で吠えるということもよくある事例です。
- 飼い主がご飯食べているとき
- かまって欲しいとき
- 散歩に行きたいとき など
吠え続けられると困るので、ついついご飯を与えたり思い通りにしてしまうことありますが、そうすると愛犬は吠えれば要求が通ると学習します。
こういった欲求に対しての吠えは、主従関係が逆転してしまっている可能性もあるので、関係性を直す必要があります。
愛犬の吠えに対する対処法
まず、飼い主が愛犬がどんなときに吠えているのかということを理解することが必要です。
ここでは上記であげた理由の中から、実際に私が実践している方法を紹介します。
インターフォンや来客で吠える場合
この場合、しつけをして吠えさせないようにするということよりも、吠えてしまう原因を排除するという方法です。
- インターフォンが鳴らない環境を作る
- 抱っこして愛犬を安心させる
では簡単にどのようにしているのか紹介していきます。
インターフォンが鳴らない環境を作る
ネットでお買い物した場合、配達員が自宅まで届けてくれますが、その際だいたいはインターフォンを鳴らしますよね。
そこで愛犬が反応して吠えてしまうのであれば、インターフォンを鳴らない環境を作ってあげれば簡単に解決することができます。

インターフォンを押さないで受け取れる方法?
ヤマト運輸や郵便局は、配達前に時間を変更したり受け取る場所を変更できるシステムがあります。
- 営業所や窓口(ゆうゆう窓口)
- コンビニ、勤務先
- 物置や宅配ボックス など
事前にお問い合わせ番号など知らされていた場合、ネットや電話にて簡単に受け取り日時や場所を変更することができます。
ここで自宅以外を指定した場合、よほどのことがない限りインターフォンはなりません。

こうやって極力インターフォンが鳴らない環境を作るの
他にもインターフォンを切っておく、メモ紙を添えて置き場所を指定するという方法をしている方もいます。
取りに行くという負担は増えますが「吠えて大変」と思うのであれば、ぜひ飼い主側から対策してみてはいかがでしょうか。
抱っこして愛犬を安心させる
予期せぬがインターフォンがなってしまう、外から音や声がするということもありますよね。
そういったときに、愛犬が落ち着く方法を取ることで吠えなくなるかもしれません。
- 抱っこする
- ケージに入る など
あくまでも例なので、飼っている愛犬の性格などによって異なりますが、私の場合は抱っこするだけで全く吠えずに落ち着いてしまいます。
「さっき威嚇するように吠えていた威勢はどこに行った?」というくらい変わります。

ホント抱っこ好きなんだね

抱っこされていると落ち着くワン
こればかりは愛犬の性格や環境などで変わってきてしまうので、一概に吠えないとは言えないですが、甘えん坊の子には効果あると思います。
無理に抱っこすると怖がる愛犬もいるので、飼っている愛犬に合わせて落ち着かせる方法を試してみてください。
要求に対して吠える場合
ご飯を食べているときや構ってほしいときに吠えたりする愛犬もいるでしょう。
まず要求に対して吠えさせないためには、そういった要求に対して応えないというのが最も効果的な対策です。

応えてしまうとどうなるのかな?

吠えたらしてもらえると学習して吠え続けちゃうよ
どうしても吠えてうるさいなと感じて、大人しくさせるために応えてしまいがちですが、逆効果なので応えないようにしましょう。
もし要求に応えてしまった場合は、吠えても無視し続けて諦めることを覚えてもらいます。
- 愛犬が欲しいなどで吠える
- どんなに吠えても飼い主は無視をし続ける
- 愛犬に吠えても無駄だよと学習させる
簡単な流れはこちらですが、吠え続ける愛犬を無視することがとても辛い部分です。
すぐに効果が出るわけではないので、飼い主の忍耐力も必要になります。

また、声出すと反応してもらえたと勘違いするから無視が効果的だよ
今後、要求に対して吠えないようにするためには必要なしつけなので、継続していきましょう。
まとめ
よく無駄吠えなんて言葉を聞くことがありますが、愛犬にとって吠えるということは無駄なことはありません。
恐怖や不安などの感情表現であったり、欲しいなどの欲求で吠えていることが多いです。

ワンちゃんは言葉を発せないから吠えて訴えているんだろうね

私もそうなんだろうなと思うよ
どうしてもうるさいと感じてしまいがちですが、吠えることで愛犬は何かを訴えているんだと捉えるようにしてください。
そうすることで吠える原因も見つけやすくなり、愛犬との吠えに対して向き合えると思います。

吠えることと上手に向き合ってほしいワン
ここで紹介した理由は対策はごく一部ですが、吠えに対して悩んでいる飼い主のヒントになれば幸いです。