愛犬を家族として迎え入れた際に、家にあるものをイタズラして悩んでいる飼い主も多いのではないでしょうか。
- ソファーなどの家具をかじって破壊する
- ゴミ箱をあさって散乱させる
- コード類などその場にあるものをかじってしまう
実は愛犬がこのようなイタズラをしてしまうのには3つの理由があります。

ボクたちにはわからない理由が隠されているのね

愛犬の気持ちになるとわかるものばかりだよ
なぜイタズラをしてしまうのか、どのようにすることでイタズラを軽減できるのかここで解説していきます。
こんな方におすすめ
- どんな要因や理由があるのか知りたい
- イタズラをやめさせるための対策を知りたい
では早速いってみましょう。
愛犬がイタズラをする3つの理由
まず愛犬がイタズラをしてしまうのには、以下の3つの理由が考えられます。
- お留守番によるストレス
- 構ってほしいや遊んでほしい
- 食べ物などの美味しい匂いがする
では1つずつ紹介していきます。
お留守番によるストレス
人間がストレス溜まってイライラしたりするのと同じで、愛犬もお留守番などでストレスを感じてしまう子もいます。
- 寂しがり屋でいつもべったり
- 甘えん坊で人間が大好き

ワタシは寂しがりで甘えん坊だワン
このような性格の愛犬は待っている時間が長いとストレスになり、イタズラの原因になってしまいます。
そのため物を噛んだりしてイライラを発散させていると考えられます。
構ってほしいや遊んでほしい
愛犬にとって飼い主は唯一無二の存在で、構ってほしいや遊んでほしいと考えています。
一緒にいてもなかなか遊んでもらえなかったりすると、わざとにイタズラをして飼い主の気を惹こうとすることもあります。

ホント賢い考え方!

イタズラすれば片付けに飼い主が来るからね
その片付けが構ってもらえたと学習してしまうと、イタズラが繰り返すことがあります。
食べ物などの美味しい匂いがする
犬の嗅覚は人間よりも遥かに優れているため、食べ物などのパックやトレーなどの匂いはすぐにわかります。

ここからいい匂いするワン!
食べ物があるのかな?
愛犬にとっては食べ物を探しているという行動ですが、人間からはゴミ箱をイタズラしていると見えてしまいます。
空腹感や匂いにつられて食べたいという欲から行われる行動です。
イタズラさせないための対策
お留守番中などにイタズラをしてしまう場合には、まず生活環境や愛犬との関わりを見直していく必要があります。
- イタズラされやすいものは片付ける
- 普段から愛犬との関わりを増やす
- 必要に応じてサークルを用意する
イタズラさせないためには理由を知って、それに対して対策するのが最も効果的です。
イタズラされやすいものは片付ける
イタズラされて困るものは片付けるようにしましょう。
- 愛犬の触れられる位置に物を置かない
- ゴミ箱は蓋付きのもので倒れにくいものにする など
また入ってほしくない場所にはゲートを付けるのも1つの方法です。
生活環境の中で改善できるものは改善して、イタズラされてしまう要因をできるだけ排除しましょう。
普段から愛犬との関わりを増やす
愛犬がイタズラをしてしまう理由には寂しさなどのストレスも大きく関係しています。
時間の許す限り触れ合ったり、一緒に遊んだり散歩したりなどしてストレスを解消できるようにしましょう。

朝からたくさん遊んで日中は寝ているようにするもの良いね
またイタズラせずにお留守番できた際には、帰宅後に褒めてあげることでお留守番することへのストレスも軽減します。
必要に応じてサークルを用意する
子犬やなかなかイタズラが軽減しない場合は、ケージ内で過ごしてもらうことも1つの方法です。
また子犬の場合は、ケージで過ごしてもらうことで怪我防止にも繋がります。
大きさを自由に変更できるので、子犬が成犬になっても使えるサークルです
愛犬にとってサークルが心地よい場所になるように、おもちゃやベッドなど設置してあげましょう。
イタズラしたときの叱り方と対処法
まず叱る場合の前提として、信頼関係が築けていることが重要です。
何も知らない人に叱られても愛犬は何も感じないため、飼い主と愛犬の主従関係が必要になっていきます。
同じ言葉で叱るようにする
愛犬を叱るときはたくさんの言葉を使うのではなく、同じ言葉を使いましょう。
- ダメ!
- コラ! など
簡単で言いやすく、愛犬にも伝わりやすい言葉で叱ることが効果的です。

叱るときはいつもよりワントーン下げていくと良いよ
愛犬がこの声のトーンや言葉は「いけないことしたんだな」と理解してもらえるようにする必要があります。
家族がいる場合は言葉は統一してもらうようにしましょう。
無視するように片付ける
一度叱った後は、その後冷静に対処することが効果的です。
片付けているときに言葉を発してしまうと、愛犬は構ってくれていると勘違いしてしまう場合もあります。
愛犬にとって飼い主に無視されることはとても苦痛な状態のため、しないほうが良いと思わせることが大事!
無視し続けることは逆にストレスとなってしまうため、長時間無視することはやめましょう。
まとめ
愛犬がイタズラしてしまうのには、ちゃんとした理由があります。
その理由を知って愛犬のストレス軽減をはかり、イタズラされそうなものを排除することも必要です。

イタズラされないような環境や関係作りは飼い主がすることだからね

そうだね
叱るよりもまずは環境と関係が大事
しっかりとした信頼関係を築いた上で、ダメなものはダメと叱るようにしていきましょう。
ただ闇雲に叱ってしまうのは、関係性が崩れてしまうこともあるので注意が必要です。