初めて犬を飼う方ですと、室内で飼うといってもどんな飼育環境にしたら良いのかわからないですよね。
- 犬にとってどんな環境がベストなのか
- 室内で飼う際に注意しなければならないことは?
普段、私たちが生活している中で特に不自由なく生活できていても、実は犬にとって危険なこともたくさんあります。

例えばどんなことが危険なのかな?

代表的なもので言うとものを出しっぱなしとかかな
人間が過ごしやすく環境を整えていると、後から取り返しのつかないことにもなりかねませんので、飼う前にしっかり知識として覚えておきましょう。
こんな方におすすめ
- これから新しく愛犬を迎え入れる方
- どんな飼育環境にして良いか悩んでいる方
では早速いってみましょう。
室内で飼う前に決めておきたいこと
犬を迎え入れるということは、今までの生活環境とは一変して、決めなければならないこともたくさんあります。
- 基本的に過ごしてもらう場所
- 犬が行動できる範囲はどこまでにするのか
- ご飯やおやつ、散歩時間の設定
ただ空いているスペースを有効活用する、何となくこんな感じだろうという曖昧のままでは、犬にとって苦痛を与えかねません。
犬を迎え入れる前に決めれることはしっかりと決めて飼育環境を整えていきましょう。
犬を室内で飼う際のレイアウト
では実際にどのように生活環境を整えていけばいいのか、どのような場所が最適なのか簡単に解説していきます。
ケージは風通しが良い場所に設置
ケージを設置する際は、風通しがよく静かな場所を選びましょう。
突然、今までと違った知らない場所で生活することになるため、犬にとって不安や恐怖でいっぱいです。

知らない場所に連れて来られると誰でも怖いよね
今まで聞いたことのない生活音でもびっくりしてしまうことがあるので、窓辺や物音のしやすい場所は極力避けるようにしましょう。
移動だけでも疲れているので、夜泣きしても構わずに体力回復させることを優先します
入れない場所にはゲートを設置する
キッチンや階段、玄関などの危険な場所にはドッグゲートを設置しましょう。
新しい環境に慣れたり、社会化期になってくると好奇心旺盛になって、いろんなことやものに興味を持ち始めます。
家庭犬として必要な社会的行動を身に付けていく過程。生後約3〜8週齢を社会化前期、約8〜12週齢を社会化後期と呼ぶ。
誤って怪我してしまう可能性もあるので、犬を迎え入れる前に行動範囲を決めて、ゲートを予め用意しておきましょう。
この社会化期にいろいろと覚えさせることで、後々の飼育やしつけがとても楽になります。
滑りにくいマットなどの床材を敷く
フローリングのままでは、犬の足に大きな負担がかかってしまいます。
また滑って足を痛めたり、怪我をしてしまう可能性も十分あるので、犬の行動する範囲はコルクマットなどの滑りにくい床材を使用しましょう。
このようなジョイントマット式にすると、汚れた時にその部分だけ交換や洗うことができるのでおすすめです。
犬を室内で飼う際の注意点
室内で飼うことは良いことばかりではなく、注意しなければならないこともあります。
ではどんなことを注意していけば良いのか、簡単に解説していきます。
口に入れて危険なものは排除する
犬は自分が食べて良いものなのかダメなのか、最初のうちは把握できません。
飼い主が食べているおやつなどを出しっぱなしにしていると、誤って食べてしまうことがあります。

人間のものは犬にとっては高カロリーで肥満の原因
特に以下のようなものは犬に与えるととても危険な食べ物です。
- チョコレートやココア
- 長ネギやニラなどのネギ類
- タコやイカなどの頭足類、エビやカニなどの甲殻類 など
こういったものは嘔吐や下痢などの中毒症状を引き起こす可能性があるので、テーブルの上には食べ物を出しっぱなしにしないようにしましょう。
コード類はかじらないよう対策する
歯が生え変わる(生後約4〜8ヶ月頃)ことで痒くなったり、ストレスなどの理由でコード類をかじってしまうことがあります。
配線カバーなどを使用して、噛まれないような対策をしましょう。
コードが断線すると当然使えなくなり、その他にもかじったコードを誤飲してしまうこともあるので、注意が必要です。

最悪の場合、火事になってしまうことも
普段から掃除やブラッシングをする
どうしても室内で飼う場合、散歩から帰ってきた汚れた足で歩いたり、抜け毛などで汚れやすくなってしまいます。
室内が汚れたままでは衛生的にも良くないので、定期的に掃除機かけるなど生活環境を整えましょう。

汚いままではトイレトレーニングにも影響しちゃう
また毛が抜けやすい犬種もいますので、定期的にブラッシングをしたり、シャンプーするなど清潔に保つようにしましょう。
まとめ
室内は他の犬とトラブルにならない、誤って他人をかじったりしてしまうなどの危険から回避することができます。
しかし、今までの私たちが住むだけの環境では、犬にとって危険なことに繋がりうるものもあります。

確かにコードをかじってしまいのは気づかないかもしれないね

私もかじられて初めて気づいたからね
飼う前にどんな風にレイアウトすれば良いのか、どんな危険があるのか知ることで、実際にことが起こる前に対策することができます。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。